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夏休み直前の木ゼミでした

ブログ書きジャンケンに負けた事務おばちゃんの村田です。

 今日は、久々新しい顔ぶれが加わりました。西本代表の甥、西本克己(かつき)さん(5年生、歯科医のたまご)です。埼玉にある大学で勉強中だそうで、今回は、帰省先の熊本から見学に来られました。サーフィンで、健康的にかっこよく日焼けしていました(湘南ボーイ?)!
 今日の木ゼミの目玉は、ホームレスの方への問診風景をビデオで見たことでした。ホッシー先生の目上に対する好感の持てる言葉の選びや腰の低い対応が印象的で、徐々に70歳近くのホームレスの方の表情が和らいでいくのが見て取れました。
 また、文献「歯科医師の児童虐待理解のために(財団法人口腔保健協会、2004)」を
  第1章  虐待の定義、種類、用語
  第2章  疫学
  第3章  背景
まで読み進めました。

 虐待と叱る(しつける)・・・紙一重のようで難しい問題です。
 以前、聞いた話しですが、最近の子どもたちは、きちっと叱られた経験がなく、また、やりたい放題し放題の中で自尊心だけが育ってしまい、他人のちょっとした言葉で「むかつく」、「きれる」、「すねる」傾向が次第に強くなってきて、幼児・児童教育の現場で苦労しているということでした。
 ある幼稚園の園長先生が、昔は毎年卒園時に、年ごとに違った記念品を準備していたけれども、ある時から、園児ひとりひとりに異なる植木鉢をプレゼントするようになったとのこと。植木鉢を渡す際、ご父兄に、「植物には個性があり、水やりや日の当て方を間違えると、腐らせたり枯らしたりします。子どもたちといっしょに、植物をよく見て、成長に必要なものは何か、子どもたちに『よく見て考える』ことを教えてあげてください。」
 後日談。園長先生は、若いお父さん、お母さんたちに、自分たちの子どもと接することで、植物以上に子どもの個性を知って欲しい、叱るタイミングやしつけのタイミングを考えるきっかけになればと願ってのことだったそうです。
 世の中、日に日に、難しくなっていきますねー。 おしまい
 

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