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2009年9月28日

9/10ゼミ報告

川上@木ゼミ担当です。

連休後半に、熊本の南阿蘇にある地獄温泉「清風荘」へ、友人夫妻と家族二組で一泊二日の旅程で行ってきました。

車を降りたとたんに、硫黄の匂いがぷーんとして、客室にもその匂いが充満しているような温泉場でした。部屋に案内された後、周囲の散策をしましたが、従業員用の宿舎みたいな建物があったので、調べてみたら何とそこに長逗留して病気を癒すための湯治客専用の宿泊施設でありました。川上もこういう施設に数週間ほど滞在して、人生の垢をゆっくりと落とす身分に早くなりたいものです。


<今週のゼミ> by いわい

今週のゼミは、「well-beingとは何かみんなで考える」ということで、well-beingについて書かれている本や論文をもとに、well-beingについてディスカッションをしました。


<今週の写真> by いわい

屋上の畑は、作付け計画をもとに種まきがされました。これから少しずつ出してすくすくと成長すると思われます。

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2009年9月15日

9/10ゼミ報告

川上@木ゼミ担当です。

最近読んだ本で、「団塊老人」(三田誠広:新潮新書)に、次のような記述がありました。

~団塊の世代は、おおらかな楽観主義と、さして根拠のない自信に支えられて、今日まで元気よく生きてきたように思います。~

三田さんは、1948年生まれで、学生運動をしていた学生をモデルにした小説「僕って何」で77年に芥川賞を受賞した団塊の世代です。
確か、コピー機等で有名な三田工業の一族出身だったような記憶があります。→この際、関係無いか。

川上はそれより少し年下ですが、”おおらかな楽観主義とさして根拠のない自信”というのは、どの世代も共通しているよなあ、と思いながら読んでいる所です。

以下、ゼミ報告。
なお、今度17日の木ゼミ終了後に、現在派遣社員でウェルビーイングに来てもらっている上村さんの歓迎飲み会を有志で行ないます。事務の村田さんのカワイイ妹分を我々と一緒に歓迎したい方はお集まりください。

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<今回の目玉>

久しぶりに木ゼミの抄読が、いよいよ始まりました!

本の題名は「ジェロントロジー」です。このタイトルの意味を知りたい方は、ゼミにお出で下さい。 でも遠方の先生方は来れませんので、松岡先生の提案で、今回の抄読の分担者のレポート(ワード)を毎回添付することになりました(*)。
参考にされると共に、ゼミ抄読を同時進行でお楽しみください。 そして各章ほぼ内容的に独立しておりますので、皆さんも時間が作れ次第、
時々出席されると、より良い理解が可能になると思います。

*ウェルビーイングの会員向けMLにて提供中です。
MLについてのお問い合わせ
npo.wellbeing@gmail.comまでご連絡ください。


<今日の写真> byいわい

 福岡は、朝夕、だいぶ涼しくなってきました。屋上の畑も、夏野菜のシーズンは終わり、次のシーズンの野菜に向けて耕されました。

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2009年9月 9日

9/3 ゼミ報告

川上@木ゼミ担当です。

 8月23日の日曜日に、太宰府の九州国立博物館で開催されている「阿修羅展」へ行ってきました。阿修羅像の素晴らしさは、朝日新聞などに再三書かれているので省略するとして、その日は休日とあって見学者が多く、およそ一時間ほどの行列待ちでありました。

 最近のイベントでの行列の管理法は縦に一列に並ばせるのではなく、ジグザグにくねくねと並ばせる方が観客の焦りを誘わない良い方法とされ、太宰府でもそういう並び方でした。しかも熱中症にならないように、およそ5メートル間隔で頭上から小さな水の霧吹きと扇風機を廻してくれているのには感心しました。

 すると川上の後方に、その昔働いていた佐世保重工に同期入社した友人が偶然にも夫妻で来ているではありませんか。ジグザグ列のお陰で近くなったり遠くなったりするのですが、その近くなる度にお互いの近況を報告したりして結構よい時間潰しにはなりました。それによると彼の息子はイタリア料理の修業をするために東京へ行ったきりであまり連絡がないのだとか。

 そうこう話している間に入館とはなりましたが、中で阿修羅さんを眺めていると、その像が 『アタシを観に来たお陰で旧い懐かしい友達に会えて良かったねえ、今度は奈良の興福寺に遊びにおいでー』と語りかけているような錯覚に陥りました。

<今週のゼミ> by いわい

20時から理事会のため、各プロジェクトの報告の確認を行いました。

<来週のゼミ> by いわい
「ジェロントロジー」(Robert C.Atchley/ Amanda S. Barusch共著、株式会社きんざい)の抄読をはじめます。

ジェロントロジーとは・・・
老人学(ろうじんがく、Gerontology)は、比較的新しい学問で、もともと発達心理学から派生した学問のため、老齢化又は老いることについて心理学的な立場から考える学問として生まれた。老年学(ろうねんがく)、加齢学(かれいがく)とも言う(Wikipediaより)

2009年9月 2日

8/27ゼミ報告

川上@木ゼミ担当です。

川上が工学部学生時代に主として電気関係の実験レポートなどでお世話になった当時の助手の方が、現在徳島の阿南高専の校長をやっており、お盆過ぎに部下の教授を引き連れて来福されましたので、5、6人でお酒を飲みました。

彼の話では、世の大学生は不景気のために就活が芳しくなく、かなりの就職難が続いているが、高専生は大卒と違って元々基本給が低い割には仕事は出来る、と言うんで就職がどんどん決まっていくのだそうです。

ただその部下の教授の話では、高専生は大学受験が不要な分、自由に好きな勉強して、例えばTOEICでも800点以上にまでなる学生も居るには居るのですが、じゃあ彼が技術論文を英語で書いてくるのを読むと全然使いものにはならない、と言っていました。やはりそこは大学生の方がポテンシャルが高いのではないか、との意見です。

我々も歯医者になったからには大学卒なのですから、その教授のイメージ通りにポテンシャルの高さを発揮したいものです。

というところで、久しぶりにゼミでも抄読を始めることになりました。
ネタ本は、「ジェロントロジーー加齢の価値と社会の力学」 Robert C.Atchley/Amanda S.Barusch 著、宮内康二訳 (株式会社きんざい発行)です。これを読むことで、これから取り組もうとしている高齢者予防歯科に少しでも役立てばよいのですが。

抄読の担当者にはならなくても、今後の高齢者の健康・介護問題等に興味のある方々は、木ゼミブログでスケジュールをご確認の上、参加下さい。まずはその一回目を川上が担当し、来週10日に発表する予定です。

なお3日の木曜日は8時から理事会が予定されておりますので、ゼミは初めの30分で報告のみです。

<今日の写真> byこずえ

にらの花です。

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