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2010年3月24日

2010.3.19 ゼミ報告

川上@木ゼミ担当です。

先の3月連休に、島根へ一泊の家族ドライブ旅行へ行って来ました。

西本美恵子先生ご推薦の足立美術館へも足を伸ばし、「対決ー横山大観と日本画の巨匠たち」という、同じ題材(例えば那智の滝)で画家同士の作品を比較するという、特別展を楽しんでは来たのですが。

同行した次男が高校時代の友達同士での食事会(おそらく酒も飲む?)の予定が、福岡市天神で午後6時集合とのことだったので、お昼前には美術館を出立しなければなりませんでした。

そして次男の国公立大後期二次試験の入試合否発表がちょうど22日正午となっており、車中で携帯によりネット検索するという、お互いに心臓に悪い段取りとなりました。その時間の十数分位前から、次第に家族の会話が途切れ、重苦しい雰囲気が漂いました。
まあ、彼にしてみれば一年間の浪人生活の結果が出るわけで緊張したのでしょうが。
昔と違ってネットで合格発表を確認出来るという便利な世の中になりましたが、その発表の瞬間だけは、いつの時代もドキドキするものですね。


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<今回の目玉>

既報の通り、今年度からウェルビーイングニュースは、毎月持ち回りで担当者が編集長になって、企画を決めたり原稿依頼をしたりすることになりました。ただし、その担当者にしても本職の仕事をやりながらの原稿集めとなりますので、なるべく負担が重くならないように作業の単純化を図ることになっております。以下がその手順です。

<発行までの流れ>
1. 担当者が計画を立て、年間スケジュール表に書き入れる。
2. 担当が原稿を集める。
3. 岩井が共有フォルダに保存する。
4. 上村さんが版下を起こす。
5. 岩井が初校をプロジェクトのMLに流す。
6. MLで校正をする。
7. 岩井が印刷に行き、郵送する。

なお、今週の木ゼミ(3/25)は、診療報酬改定の説明会が、行なわれますのでお休みです。(下記、参照)

<今後のゼミの予定>

3月25日 ゼミお休み

4月1日 理事会 

4月8日 アミット先生と共に、NPO団体 well-being Nepalの支援を考える

4月15日 触覚を使った食のリスクコミュニケションゲーム(守山)
      ジェロントロジー15,16章(西本、柏木)

4月22日 ヘルスプロモーションカフェ&バー

4月29日 ゼミお休み

5月6日 理事会

5月13日 ジェロントロジー17,18章(筒井、松岡)

5月20日 福祉教室の取り組みについて(守山、岩井)

2010年3月18日

2010.3/11 ゼミ報告 

川上@ジェロントロジー読了まで木ゼミ担当 です。

ボート部OB会の中の先輩で、定年退職して10年ほどになる元数学科教授が居ます。

数年前に飲んでいた際に、「ほんとはこういう受験関係の内幕をバラしてはいかんのやけど、数十年前の話やから、よかろう」ということで、話してくれたのですが。

「オレがある年の数学の入試問題作成の総責任者になったので、若手の講師クラスの連中に、試しに問題の原案を作ってくるように命令したことがあってな」
と話し始めました。

「ところが若手の奴らの作ってくる問題がめちゃくちゃ難しかったんよ。それで全部却下にしたよ」と、仰っておりました。つまり、数学の専門家が大学の入試問題のレベルを難しくしようと思えばどれだけでも可能だということでしょう。
「入試問題の責任者になると、何かトラブルあったら新聞沙汰になるので、最後まで気を抜けなくて大変だったんだよねえ」ということでした。

最近は大学によっては、数学の入試問題作成のスタッフ不足で、大手予備校に作成を依頼するなんて情けない状態らしいし、センター試験の問題も過去問を使うこともあると公式発表もされておりますが。昔はこういう風に、オリジナルな問題を十分に練り上げて作っていたのでしょう。

今回、当家の次男(一浪中)は、国立前期試験で、川上の先輩の後輩が創ったと思われる問題に果敢に挑戦しましたが惜しくも敗れ、後期二次試験の結果を待って、既に合格内定している防衛医大との二者択一になりそうです。

以下、ゼミ報告。

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<今週の目玉>

昨年度まではウェルビーイングが窓口となってやっていた、幼稚園・保育園のフッ素洗口プロジェクトを、各担当医に振り分けることになり、その打ち合わせを行ないました。各担当も自身がそれまでやっていた園医に加えて担当することになりますので、大変ですが何とか成りそうです。