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RT6 歯科衛生士の過去・現在・未来

 私は8年間、治療中心の医院(今思えばですが・・)で仕事をして、2年前に予防・健康づくりに取り組む今の医院に移り変わりました。今まで衛生士の仕事だと思っていたことが、ちょっと違う事に気付きました。そこで、さまざまな方向性の医院がある中で、DHの方がどのように考え、仕事に取り組んでいるのか・・
今回のラウンドテーブルでは「DHのやりがいとは・・」をテーマにディスカッションを行ないました。
  やりがいについては
・ 「来るのが楽しみ」「気持ちよかった」と言ってもらえた時
・ 学校でDHのやりがいは「患者さんに喜んでもらえる事」と習った
・ やりがいを感じる為に仕事をしてるのか?疑問に思う。強いて言えば毎日楽しく仕事出来る事だと思う
・ 今は解からなくても、振り返った時に気付く
他にもこんな話がでました
・ 学生さんのDHになろうと思ったきっかけは、歯科医院が患者さんの生活の一部になってほしいと思った
・ 「なんでここまで放っておいたの?」と思う患者さんに出会った時、どの時点で介入すれば良かったのか?疑問に思った。そして、やっぱり地域に出ないといけないなと思った
・ 子育てする中で、今まで指導してきた事がお母さんにとってすごく迷惑だった事に気づいた。
・ 医院の方向性もあるが、自分がどうありたいのか、価値観に沿って継続することが大切。
 衛生士学校の学生からDH暦16年、それ以上の方、子育てされている方、様々な経験をお持ちのDHの方々が集まってくださり、たくさんの思いが共有されました。

黒豆 貴代美

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