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RT3・なぜ、歯科健診を受ける成人が増えたのか

なぜ、歯科健診を受ける成人が増えたのか
発表者:文元 基宝先生(KWC)
ファシリテーター:桝本 雄次先生(川崎大志会)

まずファシリテーターの桝本先生から「楽しくしましょう」「それでOKです」との挨拶から、あらかじめ用意してあった「缶ビール」での乾杯から始まった。
そして、自己紹介。その後、私と歯科衛生士吉田弥代が今回のテーマの発表を行った。
概要は、以下の通りです。(桝本先生にバトンタッチします)

佐々木先生の論文から、一般に成人が歯科健診を受診することは、健診後にポジティブな結果期待感を感じられないこと、またはポジティブの結果期待感の欠如が示唆された。この仮説から文元歯科医院では来院者の結果期待感を把握する必要を感じ、H15年より院内オリエンテーションにおいて患者の「結果期待感」を知る時間を新たに設けた。この取り組みにより来院者の結果期待の分析と、健診受診者数との関連性を調査した。

H17年までの結果から院内オリエンテーションによる医療者との交流によって、患者は潜在していたニーズに気づいたり、表面化した結果、受診行動の結果期待感やメリット感が高まったことが示唆された。合わせて受診に伴う不安感も緩和され、継続受診に良い影響を与えたものと考えている。3年間くらい健診受診が継続すると、ライフスタイルとして定着している。
以上のような発表があり、論点「ヘルスプロモーションを推進する為の開業医の受け皿機能」が提示された。
 
 参加者のディスカッションは、院内オリエンテーションシステムについての質疑応答からはじまり、中断してしまった患者さんに対しては「予約をうっかり忘れてしまった方」もいるため出来るだけ早く連絡をしたりするなどのフォローをしてあげることが必要ということ。また歯科医院自体で共通の理念を持つことが必要であり頻繁なミーティングを行うことが大切である。など、多数の意見が出された。
参加者は、定期健診率の増加を目指している方、すでにシステムが確立している方、まだ予防に取り組んでいない方など様々な属性であった。
活発な意見交換はあったが、「開業医の社会的役割」についてまでは、議論は進まなかった。
しかし、それは今後の課題として次につながるような「楽しい」ラウンドテーブルセッションであった。
(文責:川崎大志会 桝本 雄次)

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