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ボタン 基本的なスタンス
ここでは、私たちが地域に関わるときのスタンスをご紹介します。

 住民参加
ヘルスプロモーションをベースにした地域保健計画を作るためには「住民参加」は必要不可欠です。そのために、住民や関係者が参加する協議会を立ち上げ、政策を一緒に考え、決定していきます。

政策決定のプロセスでは、グループワークが有効な手段として利用できます。

このとき協議会に参加するのは、保健政策の対象となっている当事者、その事に関わりを持っている専門家、および当事者の生活に深く関わっている関係者が住民参加の対象者となります。

例えば、乳歯のう触対策の場合、協議会メンバーは当事者である母親、子ども達の生活に関わりの深い父親、祖父母、保育園・幼稚園関係者、地域のボランティア団体など、歯科の専門家である歯科医師・歯科衛生士、そして行政という構成になります。
 OJT(on the job training)
自転車の本をいくら読んでも車の運転はできません。ヘルスプロモーションの取り組み同じでいくら本を読んでみても実践することはできません。何事も実際にやってみることがとても大事です。

そのため、私たちは、現場で実際に取り組んでみながら、うまくいったり、失敗したりの経験を通して、様々なノウハウやツールを開発し、地域での健康づくりやまちづくりのための実践方法を身につけてきました。つまり、仕事を離れて勉強するのではなく、仕事を通して学ぶのです。

皆さんもぜひ現場は自分や住民を成長させるトレーニングの場だと思い、実際の仕事の中でこのホームページで紹介されているツールやノウハウを使ってみてください。そうした経験が、必ず皆さんや地域の力につながるはずです。

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